■社長より
木元建設は平成7年に大分県杵築市で開設致しました。
創業当時から一貫して「質にこだわった」職人技で数々の建物を手がけて参りました。
※
「製作実績」のページをご参照ください。
その結果2021年現在では、多くの企業様からご支持いただき、26年の経験と実績を持つ企業に成長できました。
これもひとえに皆様のおかげであると心より感謝申し上げます。
わたしたち型枠大工業界の現状として、安価で効率よく施工できる鉄骨造PC造の増加に反比例する形で
型枠工事が減少しているという問題があります。
私たちはそんな中にあって、鉄骨造PC造の弱みである、多様なニーズに対応しきれない点を、
「質にこだわった」職人技と「創意工夫」で対応し、現場で起こるあらゆる問題を克服し続けました。
その結果、ありがたいことに、多くの企業様から選ばれ、皆様の安心・安全を守ることの出来る建築物を
数多く残すことができました。これは、私たちの誇りであり、働き甲斐であります。
日々多くの案件に携わる中で、私たちは常に「質にこだわった職人技」を第一に、
どんな困難に直面しようとも、常に前に進み続けることを大切にしております。
これからもこの思いを胸に、謙虚な姿勢を忘れず、変化のめまぐるしい現代社会に対応し、
しっかりと未来に向かって挑み続け、多くの企業様から選ばれる魅力のある会社であれるよう
一生懸命、努力を重ねる所存です。
2021年5月吉日
代表取締役社長 木元 靖友
■「型枠大工」について
「型枠」とは鉄筋コンクリートの建物をつくる際に必要となる器のことです。
その器をつくり、建物のコンクリート部分を完成させる職人のことを「型枠大工」と言います。
建物の各パーツの鋳型をつくるような仕事だと思ってもらえればイメージしやすいでしょう。
受注先から送られてきた「施工図(平面図)」を元に「拾い出し」(展開図を考えること)を実施し、
JWCADで「加工図」を作成します。
そこから加工チームにて「型枠」の作成(ベニヤ板等の加工)を行います。
その後、現場で建築物のコンクリート部分全体を作成します。※イメージは下図参照
ちなみに...世界的に有名な建築家、安藤忠雄氏や磯崎新氏の作品は、
コンクリートの素肌をそのまま建物表面の仕上げにした『化粧打ち放し仕上げ』にしたものが大半です。
世界的に活躍するアーティストの表現を支えているのも、我々のような「型枠大工」です。
■木元建設の専門性
日本は地震大国であり、公共施設やマンション、ビルなどは強い耐火性・耐震性など「安全」が求められます。
型枠に数ミリの誤差があるだけで、建物の強度や出来映えに大きな影響が出ますし、
いざ型枠にコンクリートを流し込んだ際に、型枠がバランスを崩し、コンクリートが漏れ出してしまうこともあり得ます。
私たちは、特に型枠の「設計」において専門性を追求し続け、常に正確な施工を行ってきました。
あらゆる問題を避けるため、私たちは展開図を一度3Dで立ち上げ、
その上で、各階層ごとの3Dモデルを作成、そのうえで展開図を書き出し、
「加工図と完全一致するか確認」しています。(例:15階建てのマンションであれば、15回精査を繰り返します。)
この精査作業を経て初めて型枠の作成に入るようにすることで、施工ミスのない作業を実施できるのです。
私たちが一生懸命、知恵を使い、汗を流して全員で手がけるビルやマンションです。
だからこそ、そこで働く人や住む人、木元建設がかかわるすべての人に安全、安心を届けたいと考え、全力で取り組んでおります。
■貢献活動
木元建設では、更なる社会貢献のため、事業を通じて国際交流活動と環境保全活動を行っております。
【国際交流活動】⇒ベトナム人研修生の受入について
【環境保全活動】⇒地球温暖化対策の実現に向けた取組について